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Jパワー、石炭火力の水素で発電 30年にCO2を4割削減

Jパワーは26日、2050年までの二酸化炭素(CO2)の排出削減と水素の利用計画を公表した。石炭火力発電所で発生した水素を回収して、燃料電池で発電する仕組みを導入。30年のCO2排出量を17~19年度の平均値に比べて4割減らす。Jパワーは50年までにCO2排出量実質ゼロの目標を掲げており、水素利用で弾みをつける。

利用計画では石炭から水素を製造して排出するCO2を分離回収する「ブルー水素」や、風力発電など再生可能エネルギーでつくる「グリーン水素」など、CO2を出さない水素の製造を検討する。自社の水素発電の燃料として使うほか、他の発電事業者や自動車、鉄鋼会社などに供給する目標を掲げる。

オーストラリアでは石炭の一種である褐炭から水素を製造する取り組みを始めた。川崎重工業を中心とする技術研究組合「CO2フリー水素サプライチェーン推進機構(HySTRA)」に参画し、日豪間の水素供給網構築に向けた実証事業も進める。この実証事業では、Jパワーがオーストラリアで製造した水素を液化させ、川崎重工製の水素運搬船で神戸市に運び、神戸市内の液化水素受け入れ基地に貯蔵させることを目指している。

石炭火力発電所ではCO2排出量の少ない次世代石炭火力の開発を進めるほか、CCS(CO2の回収・貯留)などで発電設備から排出するCO2の削減を目指す。

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