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日産、HV向け新エンジン技術を開発 燃費25%改善

(更新)

日産自動車は26日、独自のハイブリッド車(HV)技術「eパワー」向けに、新たな高効率エンジン技術を開発したと発表した。燃費を従来に比べて25%改善できるといい、数年内の実用化を目指す。eパワーは日本を中心に展開してきたが新技術を活用し、今後は中国や欧州などにも広げていく。HVで先行するトヨタ自動車ホンダに対抗する。

eパワーは日産独自のHV技術だ。走行はモーターのみで行い、エンジンは「発電機」としてのみ使う。一定の回転数で動かし続けられるため燃費性能を高めやすく、主力の小型車「ノート」などに搭載している。

新エンジンでは燃料の燃焼方法を工夫し、生まれる熱エネルギーをどれだけ駆動に利用できるかの「熱効率」を従来の40%から50%に高める。現在のガソリンエンジンの平均的な熱効率は30%台といい、50%は業界でも最高水準となる。

これにより燃費が25%改善できるとしている。eパワーの燃費は「ノート」で現在、ガソリン1リットル当たり30キロメートル前後となっている。

日産は2016年に初めてeパワー搭載のHVを発売。電気自動車(EV)に近い走り心地などが人気となり、ノートの販売好調につながった。搭載車種も広がり、21年以降は中国や欧州での展開も始める計画だ。

一方でHVでは参入が早かったトヨタなどが販売規模では先行している。燃費性能もトヨタの方が現在のeパワーよりも高い。日産は今回の新技術で、走り心地以外にも差異化の要素を広げ、巻き返しにつなげる。販売規模の拡大とコスト低減で、25年にはeパワーの生産コストをガソリン車と同等に引き下げる。

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