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キリンビール、クラフト直営店生まれの缶ビール発売

キリンビールのクラフトビール直営店のブランドから生まれた缶商品「スプリングバレー豊潤〈496〉」

キリンビールは26日、クラフトビールの新商品を3月に発売すると発表した。1日に飲食店向けに、23日に缶商品をそれぞれ全国発売する。クラフトビールの直営店「スプリングバレーブルワリー」から生まれたブランドだ。定番品より価格が2割高めだが、自宅でゆっくりと過ごす「巣ごもり消費」の需要を開拓する。2021年の販売目標は160万ケース(1ケースは633ミリリットル20本換算)。

26日の記者会見で布施孝之社長はクラフトビールの商品群について「中長期で取り組み、『一番搾り』や『本麒麟』に続く、3本目の柱として成長させる」と話した。新商品の名前は「スプリングバレー豊潤〈496〉」。東京・代官山などにあるキリンのクラフトビールの直営店「スプリングバレーブルワリー」で提供している代表商品「496」(ヨンキューロク)の味をベースに、より広く消費者に受け入れられるよう、苦みを抑えるなど味のバランスを整えた。

3月1日からキリンのクラフトビールの直営店や、全国にあるキリンの独自サーバー「タップ・マルシェ」を設置している店舗で飲める。23日からスーパーやコンビニなどで缶商品を発売する。希望小売価格は350ミリリットル缶で248円(税抜き)、500ミリリットル缶で330円(同)と、ビールの定番品の「一番搾り」よりも約2割高い高価格帯の商品として普及を目指す。

キリンビールが発売する「スプリングバレー豊潤〈496〉」

キリンビールによると、国内のクラフトビールの市場は13年の2万キロリットルから19年までは4万4千キロリットルと2倍超の規模に成長した。19年は国内のビール系飲料の総消費量に占めるクラフトビールの割合は0.9%だった。20年は新型コロナ禍による飲食店の休廃業や時短営業などの影響が出て、クラフトビールの販売量は3万5千キロリットル~4万キロリットルの見込みと減少した。

21年の市場見込みは6万4千キロリットル。キリンの今回の新商品投入効果で2万キロリットル押し上げる計画だ。布施社長は「クラフトビールで味や香りの多様性を楽しむ消費者は今後も増え、長期的には(全体の)5%程度に広がる」との見通しを語った。

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