三菱商事、ベトナムの石炭火力「ビンタン3」から撤退
(更新) [有料会員限定]
三菱商事は25日、ベトナムで計画している石炭火力発電所「ビンタン3」から撤退する方針を固めた。脱炭素を巡り石炭火力への風当たりが強まるなか、今後はより環境負荷の低い液化天然ガス(LNG)火力や太陽光発電など再生エネルギー網の建設などで協力する。三菱商事が計画中の石炭火力発電所で撤退するのは初めてとなる。
ビンタン3はベトナム南部ビントゥアン省に建設。総事業費は20億ドル。発電容量は約2ギガワットで最新鋭の...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り365文字