三菱自動車労組、ベア要求見送りへ 8年ぶり
[有料会員限定]
三菱自動車工業労働組合が2021年の春季労使交渉でベースアップ(ベア)に相当する賃金改善分の要求を見送る方針であることが25日、わかった。賃金改善分を求めないのは8年ぶり。新型コロナウイルスの影響で業績が低迷し、構造改革のさなかにあることを考慮した。
2月5日の中央委員会で正式に決める。年間一時金は4.6カ月分を求める方針だ。20年の労使交渉では賃金改善分として月額3000円を求め、1000円で妥結していた...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り289文字