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三菱自動車、会長に経産省出身の平工氏 

(更新)

三菱自動車は25日、経済産業省出身の平工奉文(ひらく・ともふみ)氏が会長に就く人事を発表した。6月の株主総会を経て正式に就任する。平工氏は取締役会議長を務め、経営を監督する役割を担う。益子修前会長の退任後、職責を代行してきた加藤隆雄最高経営責任者(CEO)は執行のトップに注力する。

平工氏は1978年、旧通商産業省入省。製造産業局長などを務め、2010年に退官後は日本IBMで特別顧問に就いている。社外の人材である平工氏が会長に就くことでガバナンス体制を強化する。

三菱自では前会長の益子氏が健康上の理由で20年8月に退任後、会長は不在のままで加藤CEOが取締役会の議長など、会長の業務を代行していた。

同社は16年に日産自動車から34%の出資を受け入れ、カルロス・ゴーン被告が会長に就いた。18年11月にゴーン被告が逮捕・解任され、19年6月以降は益子会長、加藤CEOの体制で経営にあたった。益子氏は20年8月に特別顧問に就き、同月死去していた。

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