携帯基地局も空を飛ぶ ソフトバンクが狙うスマホ制空権
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ソフトバンクが進める「空飛ぶ基地局」が実用化に向けて現実味を帯びてきた。2021年にも日本国内で試験飛行を実施する計画も視野に入れている。上空20キロメートルの成層圏に通信基地局となる無人飛行機を飛ばして地球規模の携帯サービスの提供を目指す。ソフトバンク子会社のHAPSモバイル(東京・港)は23年度の商用化やその先の普及に向け試行錯誤を続けている。
「上空のジェット気流がこれほど厳しいものなのかと目の当たりに...
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