東電、蓄電池をAI制御 家庭向け太陽光の普及後押し
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東京電力ホールディングスは月内にも、人工知能(AI)が蓄電池を制御する家庭向けシステムを発売する。蓄電池の充放電を効率化することで、太陽光発電の自家消費を2割増やし、電気料金を年1万円以上削減する。2050年に温暖化ガス排出を実質ゼロにする政府の目標を受け、再生可能エネルギーの普及を後押しする。本業の電力小売りの成長が見込めないなか、新規事業として育成する狙いもある。
東電グループのエナジーゲートウェイ(東京・港)が蓄電...
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