東電HDの電力小売り、調達先の選別検討 収益悪化で
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東京電力ホールディングス(HD)の小売事業会社である東京電力エナジーパートナー(EP)が、収益悪化で電力調達先の選別を検討していることが分かった。販売電力量の減少を背景に、発電所を持つ発電事業者からの電力調達を2021年度以降に減らす方向で調整している。電力自由化で顧客の獲得競争が激化する中、高コスト体質からの脱却をめざす。
電力小売りで最大手の東電EPが、電力調達の長期契約を見直すのは珍しい。今後はコストなどを踏まえた...
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