ゲノム編集食品、割れる世界の規制 透明性が不可欠
実れフードテック 第4部 ゲノムと食卓(下)
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日本で第1号の食品が受理され、着々と実用化への動きが進むゲノム編集。様々な機能を付加できるゲノム編集の有用性は高い一方、ゲノム変種食品であることの表示義務はなく、厳しい安全性審査もない。食に対して保守的といわれる日本人の食卓に普及するには、安全性の担保はもちろん、情報の透明性が不可欠になる。
ゲノム編集食品、「食べたい人は1割」
「ゲノム編集食品を食べたいという人は1割」。東京大学などが約1万人...
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