三菱造船など国内9社、「海の脱炭素」目指し新組織
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造船各社が「海の脱炭素」でタッグを組んだ。環境に配慮した船の需要増に対応し、三菱造船など複数企業が新組織に参画した。日本企業は中韓勢との競争激化や新型コロナウイルスの影響で、受注残が適正水準とされる2年間の半分にあたる約1年分まで落ち込んでいる。環境対応は日本勢の突破口になれるか。
「今年はコロナでリーマン・ショックを超える危機的な状況だ。手持ち工事量は急速に減少している」。日本造船工業会(東京・...
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