資生堂、高価格商品に活路 事業構造を抜本見直し
[有料会員限定]
資生堂が事業構造の本格的な見直しに着手した。看板商品のへアケア商品「TSUBAKI」を含む日用品事業を、欧州系投資ファンドに売却する方針だ。新興メーカーの台頭もあり価格競争は激しく、利益率は低い。新型コロナウイルスの流行で販売環境が揺らぐなか、スキンケアなど強みを持つ高級品に活路を見いだす戦略が鮮明となる。
資生堂は22日、日本やアジアで日用品などを手がける「パーソナルケア事業」の欧州系大手投資ファンド...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1235文字