車の自動運転、1チップで ルネサスが半導体量産へ
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ルネサスエレクトロニクスは自動運転やADAS(先進運転支援システム)の「頭脳」となる車載半導体を開発した。1つのチップに周囲の状況を判断し、次の動作を指示する機能を集積させた。安全性能を充実させ、自動運転分野で存在感を高める米エヌビディアや米インテルなどの半導体大手に対抗する。
CPUやメモリーなど集積
ルネサスが開発した「R-CarV3U」は、「SoC(システム・オン・チップ)」と呼ばれる半導体。1つのチップの中にシステムの頭脳を担うCPU(...
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