資生堂、デジタル転換に挑む 逆風バネに売り方改革
コロナ奮闘記(中)
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2020年は新型コロナウイルス流行で移動が制限され、インバウンド(訪日外国人)が「蒸発」した。大打撃を受けたのは、訪日客拡大の恩恵を受けていた化粧品業界だ。消費者の肌に直接触れる接客の自粛も重なる。売り方の発想と手法の大転換を迫られるなか、資生堂はデジタル改革に一気に踏み出した。
女性客は店内に設置されたモニターの前に立つと、商品を選択し、好みの化粧品を決めると、端末に専用のリストバンドをかざし...

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