手術後に消える素材、負担軽く 骨折治療や縫合糸
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骨折治療や心臓手術の負担を減らす、次世代の医療素材の開発が進んでいる。マグネシウム合金や絹由来のタンパク質を使い、手術後は自然に体に吸収される。欧米からの輸入超過が続く医療機器の分野で、スタートアップが相次ぎ台頭する。
筑波大学の研究所でウサギを使った動物実験が続く。体内に埋め込んだマグネシウム合金製のボルトが想定通り「消える」のか。医師らが磁気共鳴画像装置(MRI)画像の変化を観察している。...
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