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HERBIO、1億2000万円調達 体温データセンサー量産

へそから体の深部体温を取得するセンサーを開発するHERBIO(ハービオ、東京・渋谷)は、1億2000万円を調達した。Beyond Next Ventures(東京・中央)、Velocity LLP(東京・墨田)が第三者割当増資を引き受けた。センサーの販売に向けた量産化や、データ分析のための研究者やエンジニアの採用などに充てる。

ハービオが開発するセンサーのイメージ図

ハービオは深部体温を取得するセンサーと、データを記録できるアプリを開発する。体温には深部体温と皮膚体温の2種類がある。脇の下や額で計測する皮膚体温は汗や気温の影響を受けやすく、平熱を正確に反映しているとは言えないという。ハービオはへそ周辺の体温と深部体温の相関関係を発見。へそ周辺の体温を記録することで、より正確に平熱を把握できるようになる。

これまで医療現場で深部体温を測るときは、患者の直腸にプローブを刺すなど身体への負担が大きかった。自宅でも簡単に深部体温のデータを取得できるようになることで、病気の早期発見や遠隔診療の診断サポートなどが期待できる。

センサーは装着に違和感のない端末で、就寝中などに継続的に身につけることを想定。細かい体温の変化を確認できる。現在は研究機関向けに提供するが、2022年に医療機器承認を受け、一般向けの販売を目指す。

取得したデータは自動でスマートフォンのアプリなどに記録される。このほど体調データを記録するアプリ「Carekara」(ケアカラ)のサービスも開始した。ケアカラでは開発中のセンサーによって取得したデータのほかに、睡眠時間や身体の不調なども入力し記録できる。まずは製薬会社や企業などの研究現場向けに提供する。

ハービオは2017年創業のスタートアップ。田中彩諭理最高経営責任者(CEO)と早稲田大学で体温の研究をする丸井朱里助教が共同で創業した。

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