設備投資、計画比2.9%減 2020年度・本社調査
1割の企業は上方修正 脱炭素・医療に重点
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日本経済新聞社がまとめた2020年度の設備投資動向調査(20年11月末時点の修正計画)で、全産業の投資額が当初計画(同6月末時点)に比べて2・9%減る見通しだ。減少幅はデータのある1990年以降で最大となる。新型コロナウイルス禍が響いた。一方、脱炭素や医療、デジタル化など成長領域で投資を積み増す企業も目立つ。
調査は上場企業と資本金1億円以上の有力企業958社を対象に集計した。11月末までの修正を...
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