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日本HP、PCなどの製品群を拡大 事業説明会を開催 

日本HPは20日、オンライン事業説明会を開き、新型コロナウイルス下でのトレンドと2021年の事業方針について発表した。登壇した岡隆史社長は「コロナ下で(デジタル化の)トレンドの進行が速くなった」と言及。一家に1、2台だったパソコンは1人1台の時代になるとの見方を示した。パソコンやプリンターで幅広い製品群をそろえて多様化したニーズを取り込むとともに、3Dプリンターなどの新領域で事業拡大を進める。

オンライン事業説明会で登壇する日本HPの岡隆史社長

「ポートフォリオの広さが安定した収益につながっている」。オンライン事業説明会で登壇した岡隆史社長は20年の業績をこう振り返る。パソコンではオフィスで使われるデスクトップパソコンの需要が落ち込んだものの、在宅勤務の浸透でノートパソコンの販売が増加。プリンターでもオフィス向けの大型プリンターの需要を個人向けの小型プリンターが補った。幅広い製品群を持つことにより、コロナ下で消費トレンドが大きく変化する中でも業績の安定につながったと強調した。

パソコン事業を巡ってはクリエーター向けの高性能なパソコンを発売したほか、政府がすべての小中学生にIT(情報技術)端末を配備する「GIGAスクール構想」向けのノートパソコンも市場投入するなど用途の異なる製品群の強化を進めてきたという。コロナ下で生活スタイルが変わる中、今後も新たな製品やサービスで多様なニーズを取り込む。

プリンター事業では20年に続き新たな領域の開拓を加速させる。商業向けデジタル印刷機ではラベルやパッケージ用途の製品を発売。3Dプリンターでも他社と共同でコロナ下で需要が高まったフェースシールドなどの医療向け製品の部品を生産するなど事例を積み上げている。オフィス向けプリンターの市場成長が見込みにくい中、新たな成長領域での規模拡大を目指す。(菅野気宇)

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