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宇宙ごみ除去衛星、打ち上げ成功 アストロスケール

アクセルスペースも4基同時打ち上げ

22日、カザフスタンからロシアのソユーズロケットで打ち上がった

宇宙ごみ(デブリ)除去技術のアストロスケールホールディングス(東京・墨田)は23日、技術実証衛星の打ち上げに成功したと発表した。数週間以内に実験に入る。同じロケットに衛星を搭載した小型衛星開発のアクセルスペース(東京・中央)も打ち上げに成功しており、国内宇宙スタートアップの事業が前進する節目となった。

衛星は22日午後3時7分、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地からロシアのソユーズロケットで打ち上げられた。当初20日の打ち上げを予定していたが、衛星を搭載するロケット最上段の調整などで延期していた。ロケットには国内外の衛星全38基が相乗りした。

打ち上げ後、衛星は高度550キロメートルで切り離され、午後10時30分ごろに地上との通信を確認した。機器の動作確認などが済み次第、約6カ月間の実験を始める。

アストロスケールの岡田光信最高経営責任者(CEO)は「成功して喜ばしい。無事ミッションを完遂し、宇宙業界全体へ責任ある行動を更に促す」とコメントした。

デブリとは使用済みの衛星やロケットの関連部品で、アストロスケールは2020年代前半にデブリ除去サービスの実用化を目指している。

アクセルスペースも22日、自社開発の光学衛星4基の打ち上げに成功したと発表した。23年に10基の衛星を連携させ、1日に1回地球を観測、撮影できる体制の構築を目指す。撮影した画像データを農業や都市計画、災害対応などへ応用する。打ち上げ済みの1基と合わせた5基体制でサービス提供を始める予定だ。

ロケットに取り付けたアクセルスペースの衛星

22日に開いた記者会見でアクセルスペースの中村友哉CEOは「現在契約する顧客の多くが5基体制を前提に契約している。サービスを提供できる産業の裾野も広がる」と期待を込めた。

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