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ホンダの三部次期社長、「外部の知見や連携を活用」 

ホンダ次期社長の三部敏宏専務㊧と八郷隆弘社長(19日、東京都港区)

ホンダの次期社長の三部敏宏専務と八郷隆弘社長は19日、都内で記者会見を開いた。三部次期社長は電気自動車(EV)など電動化について「事業性など全てを加味した上でベストな戦略を決めていきたい」と意気込みを語った。「外部の知見やアライアンスも活用したい」とも述べた。主なやりとりは以下の通り。

――電動化や四輪事業の体質強化などをどう率いていきますか。

三部氏「電動化は技術的な中身も含めて難しさは十分理解している。ただEVをつくればいいというものではなく、商品はもちろん、調達戦略や生産戦略、売り方を同時にすすめていくことで初めてEVという商品と事業性が両立する。加速していくことは認識しているが、インフラ側とのタイミングもみつつ、台数も出していかないといけない。名案は無く、全て加味した上でベストな戦略を決めていきたい 」

――これからやるべきことは何ですか。

三部氏「今の時代は時間が特に重要だと考える。ホンダが目指すべき、ありたい社会を早期に実現できるのであれば、例えばアライアンスや外部知見も使う。昔はすべてホンダ内部でつくっていくという時期もあったが、時間が相当にかかってしまう。今は時間が優先される。外部の知見もつかって加速していきたい」

――社長就任への打診はいつごろ受けましたか。

三部氏「今年に入ってすぐ八郷から『既存事業も固まってきたので、攻めに転じるこれからの部分をやってほしい』といわれ、その場で受けた」

――自身の強みはなんだと思いますか。

三部氏「激動の時代に向いている方だと思っている。安定した時代よりも激動の時代の中でトップを務めるということで重責は感じているが、わくわくもしている。プレッシャーにはかなり強い方だ。難しい時代ではあるが逆にいろんなシナリオが描け、その中でいかにホンダが価値ある企業になるかというところにやりがいを感じている」

――なぜこのタイミングで社長交代を決め、どうして三部氏を選んだのですか。

八郷氏「世の中では新しい技術やサービスがうまれ、コロナ禍や自然災害など非常にかじ取りの難しい6年だった。その中で工場の生産能力の見直しなど既存事業の盤石化と将来の成長に向けた仕込みなどの手は打ったので、三部にたすきをつなぐことにした。三部は環境対応のエキスパートでこれから重要なエネルギーなどの新分野のエキスパートでもある。しっかり花を咲かせてくれるだろう」

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