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有休取得日数、世界で減少 コロナが影響 国際比較調査

米旅行予約サイト「エクスペディア」を国内で運営するベックストラベルジャパン(東京・港)は世界16カ国・地域で実施した2020年の「有給休暇の国際比較調査」の結果を発表した。新型コロナウイルスの影響で台湾を除く15カ国・地域で有給休暇の取得日数が減った。取得率は過去4年連続で日本は最下位だったが、20年はマレーシア、オーストラリア(豪州)を上回った。

日本の有休取得率は45%で、19年の50%から低下した。20年はマレーシアと豪州が日本より取得率が低くなった。最下位の豪州では19年の70%から35%へと大幅に取得率が減った。取得率が高い国・地域では台湾が100%で、香港が86%、ドイツとフランスが83%で続いた。

日本の有休取得日数は例年は10日だが、20年は9日に減った。近年の調査では日本が取得日数が最も少ない傾向にあったが、20年は日本より取得日数が少ない国が韓国、米国、シンガポールなど7カ国にのぼった。特に減少幅が大きかったマレーシアと豪州は例年の14日から7日に、米国も10日から5日へとそれぞれ半減した。取得日数が増えたのは台湾のみで、例年の14日から15日に増えた。

20年に有給休暇を取らなかった理由について、世界で最多となったのは「新型コロナウイルスの影響でどこにも旅行できない」で33%だった。一方、日本では「緊急時のために取っておく」が最多だった。

コロナ禍が有給休暇の取得のしやすさに影響を与えたかどうかを巡り、「変化なし」と答えた割合は日本では76%となり、世界で首位だった。コロナ禍かどうかにかかわらず、休みが取りにくい企業風土が取得率に大きな影響を与えているようだ。

日本は休暇を家で過ごす「ステイホーム率」の高さでも世界で1位となった。直近で取得した休暇について「どこにも行かずに家で過ごした」と回答した人の割合は日本は76%で、2位の香港(58%)や3位のドイツ(55%)を引き離した。ステイホーム率が世界で最も低いのはイタリアで20%だった。

調査は20年11月18日から12月9日にかけて、16カ国・地域で9200人にインターネットを通じて実施した。

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