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来春大卒内定率、はや13.5% コロナでも採用前倒し進む

就活の早期化が進む

就職情報大手のディスコ(東京・文京)は19日、2022年春卒業予定の学生の2月1日時点での内定率が13.5%だったと発表した。前年同月を3.5ポイント上回り、現行の就活ルール(採用広報が3月1日、選考が6月1日解禁)になった17年卒以来の過去6年間で最高だった。新型コロナウイルスの感染拡大が広がる中でも、優秀な人材を確保する採用活動の前倒しが一段と進んでいる。

前年と比較した内定率の上がり幅は過去6年間では19~20年卒に並んで最も高かった。新型コロナ禍を受けて、旅行など業種によっては採用を減らしている企業もあるが、同社の武井房子上席研究員は「(全体でみると)企業は今後の若年層の人口減少を見込んで採用人数を大きく減らしていない」という。「インターンシップに参加した学生から優秀な人材を確保しようとする傾向が強まっている」ようだ。

筆記試験や面接などの本選考を受けたと答えた学生は60.3%で、前年同月から12.5ポイント増えた。本選考を受けた学生のうち、78.7%はインターンに参加した企業の選考を受けていた。前年より4.3ポイント上昇している。

新型コロナ禍での企業への要望を聞くと「制約がある中でも採用活動を進めてほしい」が83.4%で「感染拡大が落ち着くまで採用活動を延期してほしい」の16.6%を大きく上回った。

企業はオンラインを中心にしたインターンや採用活動を進めている。一方、リアルな場でのイベントも一部で再開されつつあり、就職情報サイト「リクナビ」を運営するリクルートキャリアは3月に全国各地で人数を制限して合同企業説明会を開催する。

今回の調査では新型コロナによって、学生のキャリア観が変化していることも分かった。新型コロナの流行で、キャリア観や企業選びの基準に影響を受けたと答えた学生は59.3%だった。学生からは「業種や職種の将来性も重視するようになった」や「オンラインに切り替えられる企業の方が、今後の事業環境の変化にも対応できると感じる」との意見があった。

調査は22年春卒業予定の大学3年生と大学院修士1年生を対象に、2月1~6日にネットで実施した。回答者数は1252人だった。

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