住友商事、コンパクトリテールに活路 食品×健康が軸
商社進化論 第6部 リテールの未来(4)
[有料会員限定]
住友商事は「コンパクトリテール」の構築に挑む。スーパーのサミットやドラッグストアのトモズなどリテール事業で、4000万人が暮らす世界一の都市圏の日本の首都圏に経営資源を集中する。全国的に人口が減少していく中でも成長が見込まれる巨大市場だ。住商が主導してデジタル化を進めるなど連携を深め、食品×健康を軸に顧客囲い込みを狙う。
東京都千代田区のオフィスビルの一画に2020年7月にオープンしたサミット神田スクエア...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1862文字