佐川急便、飛脚のごとく荷物が「走る」DX物流施設
[有料会員限定]
佐川急便を傘下に持つSGホールディングス(HD)が1月、次世代型物流施設「Xフロンティア」を本格稼働した。物流センター4個分の国内最大級の施設ながら必要な人員は半分以下で、荷物の仕分け能力は5倍だ。カギは徹底したDX(デジタルトランスフォーメーション)による自動化と省人化。非接触でコロナ対策にもなる。人を極力動かさない発想で物流の未来図を探る。
物流施設が集積する東京・南砂地区周辺。Xフロンティア...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り2816文字