ホンダ「聖域」の研究所に風穴 エネルギー事業にも布石
八郷改革の6年㊤
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ホンダが6年ぶりのトップ交代に踏み切る。八郷隆弘社長が4月1日付で後任として三部敏宏専務を昇格させる。「かつての輝きを失っている」とも言われるホンダだが、八郷氏は会社をどう変えようとし、何を課題として残したのか。
「やり残したことはない。特に研究所を新しい体制に変え、私が考えていたものはできあがった」。八郷氏は19日に開いた社長交代の記者会見で達成感をにじませた。
「これは研究所の事実上の解体じゃないか...
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