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アーム採用の半導体出荷数が最高に 20年10~12月

英半導体大手のアームは、2020年10~12月に自社の設計IP(知的財産)を使った半導体チップの出荷数が67億個と四半期ベースで過去最高を更新したと発表した。前年同期から5億個増えた。アームの設計は半導体を動かすのに必要な電力が少なくすむのが特徴で、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」向けでの採用が増えた。

アームは半導体の設計を顧客企業に提供し、ライセンス収入を得ている。半導体メーカーは設計とソフトウエアを組み合わせて半導体を開発する。累計の出荷個数は1800億個を超えたという。

アームの設計IPのライセンスの新規契約数は20年に175件あり、総ライセンス数は1910件となった。新規のライセンス契約の多くは新規顧客としており、今後もアームの設計を使ったチップの出荷数は増えそうだ。

アームを巡っては、米エヌビディアが20年9月にソフトバンクグループから400億㌦で買収すると発表した。アームは米クアルコムなど幅広い半導体メーカーと取引しており、顧客の1つのエヌビディア傘下に入ることで「中立性が失われる」との懸念の声もある。英国の競争当局である競争・市場庁(CMA)など各国の当局は市場競争上、問題がないか調査している。(広井洋一郎)

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