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三菱自、新型SUVをAmazonで発表 まず北米で発売

9年ぶり刷新「アウトランダー」

米アマゾンの動画配信で新型車を発表する三菱自の加藤隆雄CEO

三菱自動車は17日、多目的スポーツ車(SUV)「アウトランダー」の新モデルを発表した。同社で最も販売が多い主力車種で全面改良は9年ぶり。まず北米で4月に発売し、順次各国で投入する。SUV市場で存在感を示し、低迷する販売の浮上につなげたい考えだ。

自動車メーカーとして初めて、米アマゾン・ドット・コムのライブ動画配信サービス上で新型車を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で発表会が開催できないことに加え、「アマゾンを通じて北米の消費者にアピールする」狙いという。

全面改良は2012年以来。今回から、アライアンスを組む日産自動車と開発での協力を強めた。プラットホーム(車台)の開発を日産が主導し、三菱自の普通車で初めて日産が開発したエンジンを搭載した。車体の安全性や燃費を向上させ、三菱自が強みを持つ四輪駆動システムと組み合わせて走行性能を高めた。

全面改良した「アウトランダー」では日産の技術も活用した

全長を15㍉㍍、幅を51㍉㍍長くするなどサイズを一回り大きくし、力強いデザインに一新した。高速道路上で前方車との車間距離や、車線中央の位置を保つ日産の先進安全機能を同車種で初めて採用した。生産は国内の岡崎製作所(愛知県岡崎市)で手がける。

米国での販売価格は2万5795㌦(約270万円)からを予定する。21年秋にオーストラリアやニュージーランドで発売するが、日本での販売時期は未定としている。三菱自は20年に発表した中期経営計画で欧州への新車投入凍結を決めており、欧州市場には投入しないとみられる。

アウトランダーは三菱自の顔といえる主力車種だ。19年度の世界販売台数はガソリン車のみで20万4千台で、米国や中国でも人気が高い。トヨタ自動車の「RAV4」などが好調のSUV市場は競争が激しく、全面改良で競争力を高める。加藤隆雄最高経営責任者(CEO)は「まず北米市場の販売を活性化させ、グローバルでの成長につなげたい」としている。

今後は電動化対応も進める。三菱自は30年に世界販売の5割を電動車にする目標を掲げる。新型アウトランダーのプラグインハイブリッド車(PHV)モデルは22年度中に各国で発売する計画だ。

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