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出光、超小型EV参入を発表 給油所拠点に地域の足に

出光とタジマモーターが開発中の車両

出光興産は16日、超小型電気自動車(EV)の事業に参入すると正式に発表した。2022年中に全国の給油所を拠点にカーシェアや実車販売を始める。脱炭素を掲げる政府が35年までに新車販売の全てを電動車にする方針を打ち出して以降、自動車メーカー以外による本格的なEV進出は初めて。運転が苦手な人でも手軽に運転できる点が特長で、年間100万台の潜在需要があるとみている。

競技用自動車を手掛けるタジマモーターコーポレーション(東京・中野)のEV子会社に出光が出資し、「出光タジマEV」に社名を変更する。出資比率は非開示。出光の木藤俊一社長は16日のオンライン記者会見で「エネルギーや移動手段が多様化するなかで、給油所のネットワークを地域の活性化に生かしていきたい」と述べた。

出光が展開する全国約6400カ所の給油所をカーシェアや販売の拠点とする。小回りが利き、スピードを抑えられるという特長を生かし、運転が苦手な人や公共交通機関が不便な地域に住む高齢者らの新たな移動手段としての需要を掘り起こす。近距離でのちょっとした買い物や、デリバリーでの活用を見込む。

車両は10月に発表する予定だ。全長2.5メートル、幅1.3メートルの4人乗り。最高速度は時速60キロメートルで、充電時間は8時間。フル充電の航続距離は120キロメートル前後を見込む。販売価格は100万~150万円程度を目指す。政府が20年9月に公道を走行できる超小型EVの車両規格を定めたことが事業化につながった。

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