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出光、東亜石油にTOB 完全子会社に

(更新)

出光興産は15日、子会社の東亜石油にTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。買い付け価格は1株2450円。最大約150億円を投じて、完全子会社化を目指す。政府が2050年に温暖化ガス排出を実質ゼロにする目標を掲げたことで、石油需要のさらなる減少が予想され、経営の効率化や意思決定の迅速化を急ぐ。

東亜石油はもともと出光と経営統合した旧昭和シェル石油系で、川崎市で製油所を運営している。生産能力は日量7万バレル。買い付け期間は16日から21年2月2日までで、TOBが成立した場合、東亜石油は4月26日に上場廃止となる予定だ。出光は同社の株を50.12%保有している。買い付け予定数の下限は出光保有分を除く株式の16.55%としている。

新型コロナウイルスの感染拡大や世界的な脱炭素の流れで、石油業界をとりまく環境は厳しさを増している。出光はENEOSホールディングスから、21年10月をめどに生産を停止する知多製造所(愛知県知多市)の石油化学製品、パラキシレンの製造装置を譲り受け、愛知製油所(同)で活用するなど製油所の競争力強化に動いている。

出光は東亜石油を完全子会社にすることで、こうした競争力強化の選択肢が増えるとしている。

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