/

JR東系が駅ナカ自販機にAI 品ぞろえを最適化

JR東日本ウォータービジネス(東京・品川)はこのほど、人工知能(AI)を活用し、駅構内に設置している自動販売機の品ぞろえを最適化するシステムを導入した。同社が保有するPOS(販売時点情報管理)データをもとに売れそうな商品を予測する。欠品までの日数も予測できる。

オーストラリアを拠点に小売業向けにAIを活用したシステムを提供するHIVERY(ハイバリー)と協力し、同社のシステムを本格導入した。JR東日本ウォータービジネスが持つPOSデータに気象や過去の売り上げデータなどを加えると、AIが最適な品ぞろえを提案する。商品の補充業務では人手不足の状況が続いており、システムの導入で業務効率化につなげる。

売り上げの傾向が似ている別の自販機のデータをもとに、AIが新たに投入すべき商品を提案し、品ぞろえを最適化していく。各商品の欠品までの日数を計算し、補充業務の担当者の訪問回数を抑えることも可能だ。

JR東日本ウォータービジネスは17年から一部の駅でハイバリーのAIシステムを活用した実証実験を進めてきた。19年冬に実施した検証では、AIシステムを使って品ぞろえを最適化した自販機はシステムを使用していない自販機に比べて平均で5%、最大で50%以上売り上げが増えたという。

従来は現場で商品を補充するオペレーターが自身の経験や発想をもとに品ぞろえや商品入れ替えのタイミングを決定してきた。そのため、担当者の変更があっても担当エリアの自販機に関するノウハウを完全に引き継ぐことは難しかった。同社はAIシステムの導入で売り場の平準化をはかる考えだ。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン