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ANA、成田―深圳線が新規就航 日系初の直行便に

日本の航空会社としては初となる中国・深圳への直行便が就航した(14日、成田空港)

全日本空輸(ANA)は14日、成田―深圳線の運航を始めた。同社が国際線を新規開設するのは3月以来、約9カ月ぶり。日本の航空会社による深圳への直行便の就航は初めてとなる。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中でも、ビジネスなどを中心に日中間の航空需要は根強い。徐々に復便を進め、国際線需要の本格回復に備える。

週1回の往復で毎週月曜に運航する。機材は米ボーイングの中型機「787-9」で席数は246。14日の成田発の初便には13人が搭乗し、同日午前に出発した。乗客の1人で商社に勤める名古屋市の男性(47)は4月に深圳に赴任予定だったが、新型コロナで延期になっていたという。「この数カ月はオンラインで現地のサポートなどをしていた。ようやく向こうで現地スタッフと仕事ができる」と気持ちを新たにしていた。

中国は航空会社に対し、既存便で乗客のPCR検査の陽性者が3週連続でゼロとなるなどの条件を満たせば段階的に増便を認めてきた。成田―深圳線の就航で、ANAが運航する中国路線は成田発上海、広州、青島、深圳の4路線となる。ANAは羽田―深圳線を3月に就航する予定だったが、新型コロナの感染拡大で延期していた。中国路線は羽田発着便の規制が続いており、成田発着に切り替えて就航にこぎ着けた。

ANAの白鳥康二広州・深圳支店長によれば11月の中国路線上下線の搭乗率は約75%と好調だ。深圳線についても「深圳はハイテク製品を生産する企業やスタートアップが多い。(需要は)年明けから一定程度ついてくるのではないか」と話した。

日中間では商用などの短期滞在の場合、入国後2週間の隔離措置を緩和する「ビジネストラック」の運用が始まっている。航空への影響について白鳥支店長は「現在の時点では大きくはない」と語った。そのうえで「駐在している企業の方からは中国に戻ってからの2週間の隔離がもう少し緩和されると、もっと使いやすくなるという声を聞いている」と述べ、さらなる緩和に期待を込めた。

(井沢真志)

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