売れ筋シャンプー、増える2000円超 ニッチに商機
消費者多様な決め手
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長らく低迷が続くシャンプー・リンス市場だが、ここ最近、高価格帯の商品が相次ぎ投入されている。人口減もあり、長期的には市場は縮小傾向だが、単価の上昇は明るい兆しといえる。コロナ下の巣ごもり需要もあり、高級品の売れ行きが好調だという。一方で、消費者の商品選びはSNSを駆使しながら、自分好みのニッチなものを探す傾向が強まる。資生堂が看板商品のへアケア「TSUBAKI」を含む日用品事業を欧州系投資ファンドに売却...
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