バルミューダ上場、「持たざる経営」が家電変えるか
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家電メーカーのバルミューダは16日、東証マザーズに上場した。初値は公募・売り出し価格(公開価格、1930円)から1220円(63%)高の3150円に上った。開発に注力し、工場を持たない「ファブレス」の形態で固定費を抑制。独創的な機能とデザインの家電を展開し、自社開発・生産の総合電機メーカーに本格的に挑むが、家電市場を変えられる存在となれるか。
「誰も何も考えない」家電業界に風穴
「商品と組織で企業は成り立つ。上場による資金調達は人材や開発などすべて投資に回し、自由な発想の開発を続けていく」。バルミューダ創業者の寺尾玄社長は同日の記者会見でこう語った。
寺尾氏は家電業界を「完全にコモディティー(汎用)化して安くなり、誰も何も考えない」
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