ペットボトル再生費3割減 キリン・三菱ケミ共同開発へ
25年にも新工場
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キリンホールディングス(HD)と三菱ケミカルは、使用済みペットボトルを低コストで新ボトルに再生する技術を共同開発する。ボトルの設計や素材の合成といった強みのある技術を持ち寄り、従来よりも再生コストを3割下げる。2025年にも工場を稼働させ、再生品の量産を目指す。これまで不十分だった飲料容器での資源循環の徹底につながりそうだ。
ペットボトルのリサイクルには樹脂を溶かして再生する従来の方法と、ボトルを化学的に分解して再利用...
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