日立、COP26の最上位スポンサーに

日立製作所は10日、英国グラスゴーで11月に開催予定の第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)で、最上位スポンサーの「プリンシパル・パートナー」になったと発表した。協賛金を支払い、世界の脱炭素化を支援する。
COP26は英電力大手のナショナル・グリッドや英メディアのスカイなどがスポンサーとして支援している。日本企業では、過去には2009年のCOP15でコニカミノルタ、15年のCOP21ではリコーがスポンサーとして複合機などを提供した。
日立は英国に鉄道事業の拠点を置いている。20年にスイス重電大手ABBから買収した送配電事業では、英国の洋上風力発電所向けの送電システムを手掛け、脱炭素ビジネスを拡大している。