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武田、がん治療技術の米社買収 最大570億円で

武田は米バイオスタートアップのマーベリック・セラピューティクスを買収すると発表した

武田薬品工業は10日、米バイオスタートアップのマーベリック・セラピューティクスを買収すると発表した。金額は最大5億2500万ドル(約570億円)。武田はアイルランド製薬大手シャイアー買収後、負債圧縮や事業の選択と集中を進めている。一般用医薬品(大衆薬)や糖尿病薬などの売却を決める一方、がん治療をはじめとする注力分野では買収や提携で新薬候補を充実させる。

マーベリック・セラピューティクスは2016年設立で、免疫細胞ががん細胞を認識したり攻撃したりする力を高める技術を持つ。固形がん向けの新薬候補が複数あり、一部は臨床試験(治験)を実施中。武田は買収に伴って一時金のほか、新薬候補の開発や承認申請、実用化の状況に応じた金額を支払う。買収は4~6月に完了し、従業員約40人は武田に移籍する。

武田は17年、マーベリック・セラピューティクスと5年間の技術提携と買収できる権利などの契約を締結。一部出資していた。新薬候補の開発が順調なことから権利を行使して買収することを決めた。

武田はがん治療や希少疾患、消化器系疾患などを注力分野に位置付けており、シャイアー買収後、負債圧縮や事業の選択と集中で非中核事業の売却を進めている。これまでにビタミン剤「アリナミン」を含む大衆薬事業や、かつての主力分野だった糖尿病薬などの売却を決めている。

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