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ビール4社のビール系飲料販売、11月11%減 

家庭での巣ごもり消費でビールの缶商品は堅調だ

ビール大手4社が10日発表した11月のビール系飲料の合計販売量は、前年同月比で11%減少した。10月の酒税改正で、減税により持ち直したビールが再び減少し、増税となった第三のビールも減少が続いた。1~11月のビール系飲料の合計販売量は飲食店向けの販売減で前年同期比9%減となった。

11月の販売量をジャンル別にみるとビールは14%減だった。新型コロナウイルスの第3波リスクに備えた、飲食店の営業時間の短縮なども響いた。発泡酒は1%増と、糖質を抑えた商品の販売が好調を維持した。第三のビールは11%減と、9月までの駆け込み需要の反動減が続いた。

会社別ではキリンビールが4%減、サントリービールが18%減、サッポロビールが12%減だった。金額で公表するアサヒビールは14%減った。

キリンはビールの販売は全体では減少したが、糖質ゼロのビールを10月に投入した効果で「一番搾り」ブランドが2%増えた。発泡酒は2%増え、第三のビールは6%減った。「本麒麟」は増加に転じたが、「のどごし〈生〉」の減少が響いた。

アサヒはビール「スーパードライ」の販売が16%減だった。家庭向けの缶商品は1%減とほぼ前年並みだったものの、回復傾向にあった飲食店向けの樽(たる)商品はコロナ禍の影響が色濃く、前年同月比約7割と悪化した。発泡酒「スタイルフリー」は1%増、第三のビール「クリアアサヒ」は3%減だった。

サントリーはビールが21%減だった。「ザ・プレミアム・モルツ」ブランドの缶商品は12%増えたが、飲食店向けの販売減を補えなかった。第三のビールは17%減だった。増税前の駆け込み需要の反動減が続いた。

サッポロはビールが10%減。「黒ラベル」「エビス」は缶商品では前年を上回ったが、飲食店向けの販売減も響き、ブランド全体では前年を下回った。

1~11月の4社販売量をジャンル別にみると、ビールは22%減、発泡酒は2%減、第三のビールは4%増だった。4社ともにビールが前年を下回り、第三のビールはサントリーを除く3社で前年を上回った。構成比では第三のビールがビールを上回っており、年間を通じても第三がビールを上回りそうだ。

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