清水建設、ベトナムで土壌汚染処理を実証 枯れ葉剤由来
[有料会員限定]
清水建設は8日、ベトナムで実施している枯れ葉剤由来のダイオキシンに汚染された土壌を浄化する実証実験で、有効性が確認できたと発表した。同国の空軍基地内にプラントを設置し、ダイオキシン濃度を同国の居住用地の基準値の3分の1以下まで低下させた。1日8時間稼働させれば、年3万~3万7500立方メートルの土壌を処理できるという。
清水建設の方法はダイオキシンが細かい粒子に付着しやすい特性を活用し、ダイオキシンが多く...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り328文字