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仕事への期待値、日本3年連続最下位 アジア太平洋7カ国

LinkedIn調査

日本は特に「ビジネスチャンスへのアクセス」などの評価点が低かった

ビジネスSNSのリンクトイン・ジャパンは8日、日本を含むアジア太平洋地域の仕事観に関する調査結果を発表した。今後1年の仕事への期待値について、日本は3年連続で最下位となった。管理職における女性比率も突出して低く、男女間における平等意識の差も浮き彫りになった。

調査は1月下旬、オーストラリア、中国、インド、日本、マレーシア、フィリピン、シンガポールで約1万人の男女を対象に実施した。日本からは約1200人の回答を得た。

今後1年の仕事への期待値を、100を自信の基準点として数値化したところ日本は85で最下位だった。トップのインド(111)や中国(104)より低く、特に「ビジネスチャンスへのアクセス」などの評価点が低かった。全体では9カ国で調査した2019年、22カ国で調べた20年に続いて3年連続の最下位となった。

「人生で成功するために重要な要素」を聞くと、7カ国平均では「努力すること」という回答が首位だった。次いで「機会への平等なアクセス」や「適切な人脈」などが挙がったが、日本だけの回答を見ると2位は「運」だった。経済の見通しが明るくない中で、キャリア形成は運頼みという人が多い結果となった。

男性と女性での昇進機会の差について、「男性の方がチャンスが多い」と答えた人は7カ国平均は36%だったが、日本は46%と高かった。実際に自分の所属組織で5人以上を統括する上級管理職に女性がいる割合が「10%未満」なのは、7カ国平均だと24%だが日本は56%。7カ国平均では「26~50%」が30%で最も多かった。

一方で「男女平等は公正な社会にとって重要である」と答えた日本の男性は36%にとどまり、女性は52%だった。男女間の差が大きいうえ、7カ国平均(約7割)より突出して低い。村上臣日本代表は「アジア太平洋地域で女性進出が加速している中で、日本は置いてきぼりになっている。日本の男性は困っていないから意識が低いとも受け取れ、各組織で研修などを強化する必要がある」とした。

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