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キリンへの株譲渡「社員の安心を最重視」

ファンケル創業者・池森賢二氏(中)

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2019年9月、私は保有するファンケル株をキリンホールディングス(HD)に譲渡しました。しっかりした大きな会社に一族の株をまとめて引き受けてもらった方が、社員が不安にならないだろうと考えたからです。私の兄弟や息子など創業一族がもし不幸にあえば、相続税は高額になります。負担を避けようとそれぞれが株を手放してしまうと、第三者に分散してしまう可能性があります。

ファンケルの売上高は1000億円、営業利益は100億円をそれぞれ超えていま...

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中小企業が事業承継を行う上で、どのような計画が必要でしょうか。 後継者探し、相続税や贈与税といった税金など、課題は少なくありません。 このコラムでは、実例や当時の経営者の考え方を踏まえながら、事業承継で失敗しないための対策について考えていきます。

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