/

大丸有協議会、丸の内で自動運転バスを実験

三菱地所などでつくる大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会(大丸有協議会)は丸の内地区で自動運転バスの実証実験を始めた。ソフトバンク子会社のBOLDLY(東京・千代田)と連携し、約350㍍の距離に低速の小型バスを1日10便以上走らせる。大丸有協議会は丸の内地区のスマートシティー化を進めており、歩行者と自動運転バスが共存できるかなどを検証する。

実証実験は14日まで丸の内仲通りで実施する。協議会は2020年3月に「大丸有スマートシティビジョン」を策定した。ITやデータの活用を掲げ、歩行者やベンチでくつろぐ人々と多様なモビリティーが共存する空間づくりを目指している。

今回の実証実験は国土交通省の「スマートシティモデル事業」に選ばれた。丸の内ビルから丸の内パークビルまでの約350㍍を時速6㌔㍍以下の自動運転バスが往復する。1便(片道)に6人が乗車し、所要時間は約10分。平日は10便、土日は16便走る予定だ。計82便を予定し、事前にネットで申し込んだ人など約500人が試乗する。

大丸有協議会は全体の実証実験を統括し、BOLDLYは自動運転バスの運行や遠隔監視などを手掛ける。電気自動車の(EV)自動運転バスは人や車などを検知するセンサーや全地球測位システム(GPS)を使いながら走る。実験では安全対策のため、車両から音楽を流して周囲の歩行者に車両の接近を知らせるという。

協議会は実証実験の結果に加え、期間中に丸の内地区で働く会社員らにアンケートも実施する。「どのような場面で自動運転バスを利用したいか」などを聞き、将来の街づくりに生かす考えだ。9日開いた説明会で協議会の川合健太氏は「エリアの回遊性を高めるかなどを検証したい」と述べた。現状は法制度の関係で導入できないが、利便性の向上を通じた街の魅力アップに向け、地道な実験や検証を繰り返していく。

(原欣宏)

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン