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NTT、独SAPと提携拡大 法人向けDXサービス 

NTTは7日、独SAPと企業向けのデジタルトランスフォーメーション(DX)のサービスで提携すると発表した。両社はすでに自動車の安全運転支援システムの開発などで協業している。今後、自動車や製薬、物流、小売業といった幅広い産業のサプライチェーン(供給網)全体を可視化し、データを分析できるサービスなどを共同で開発する。2021年から具体的な開発と実証実験を始め、世界で展開する。

NTTと独SAPは7日、企業向けのDXサービスで提携した(NTTの澤田純社長㊧とSAPのクリスチャン・クラインCEO)

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、医療や製造業、小売業など幅広い業種でデジタル化が進む。SAPは生産管理や人事、会計などの統合基幹業務システム(ERP)の世界大手で、ソフトウエア開発に強みを持つ。NTTは自社の高速通信規格「5G」を含めた通信ネットワーク、データセンター、セキュリティーのサービスと、SAPのシステムを組み合わせる。澤田純社長は「新しいソリューションを共同開発し、グローバルビジネスを拡大する」と説明した。

新サービスの具体的な検討は21年からだが、製造業では複数社にわたる素材や部品の調達、生産、物流、販売までのデータをリアルタイムで分析し、自動的に生産性を高めるシステムなどを想定している。SAPのクリスチャン・クライン最高経営責任者(CEO)は「新型コロナのパンデミック(世界的大流行)で、事業運営の再構築が必要になっている。1社でデジタル化に対応できる企業はない」とし、様々な業界の供給網全体へのDXサービスの提供を目指す。

NTTは2023年度の海外事業の売上高を250億ドル(約2兆6千億円)と、17年度から4割近く増やす計画だ。SAPは世界中で事業を展開しており、営業やサービスの保守などでも連携を深めるとみられる。NTTは19年に米インテル、米マイクロソフトと提携するなど、海外のIT(情報技術)大手との協業を拡大している。

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