東洋合成、「EUV」感光材で先端走る 2年で株価14倍
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半導体の回路形成に欠かせない「感光材」で世界シェア首位の東洋合成工業の株価が急速に上昇している。2019年初めに800円台だった株価は20年に1万円を超え高値圏で推移する。株価が10倍以上となる「テンバガー」銘柄として投資家が熱視線を送るのは、最先端の半導体の微細化技術「EUV(極端紫外線)」に対応した感光材だ。売上高約250億円の中堅企業が圧倒的な競争力を持つ裏には品質への徹底したこだわりがある。
利根川の河...
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