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4月大卒内定率38.2%、調査開始以来で最高 選考早期化

採用選考の時期が早まっている

就職情報大手のディスコ(東京・文京)は6日、2022年卒業予定の学生の内定率が4月1日時点で38.2%だったと発表した。前年同月を3.5ポイント上回り、調査を開始した03年卒以来で最も高かった。新型コロナウイルス禍でも優秀な人材の争奪戦は激しく、インターンシップの活用など採用活動が早期化している。

調査は同社の就職情報サイトに登録する大学生と大学院生を対象に4月1~5日にネットで実施した。回答者数は1262人だった。

「内定を得た」と答えた人は38.2%で、3月から17.1ポイント上昇した。一方、就職先を決めた学生は1割にとどまり、多くの学生が本命企業の選考を控えて就活を続けているとみられる。

内定を得た企業の内訳は、インターンに参加した企業が70.4%と前年同月から3.4ポイント上昇した。ディスコの武井房子上席研究員は「説明会がオンラインになって学生の志望度をつかみにくいため、インターンに参加した学生を早期に選考して志望度を上げている」とみている。

現行の就活ルール(3月に広報解禁、6月に選考解禁)は17年卒から始まったが、今回の内定率は4月に選考解禁だった06年~15年卒も上回った。就活ルールの形骸化が進んでいる。

ディスコによると、企業は社内の年齢構成のバランスを考慮して採用を続けており、コロナ流行以前から人手不足だった運輸や福祉などの業種は依然として採用意欲が旺盛だという。

今後の内定率について、武井上席研究員はコロナの感染状況に左右されるとしたうえで「4月末まではインターンに参加した学生の選考が進み高水準となる。企業の採用意欲は高く、以降も伸びは大きく鈍化しないのではないか」と分析している。

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