井阪セブン&アイ、3つの壁破れるか
[有料会員限定]
井阪隆一社長が就任6年目を迎えるセブン&アイ・ホールディングス。約2兆円の巨額M&Aを成功させた一方で、巨大流通グループのかじ取りでは課題も残る。コンビニの成長鈍化、コングロマリットディスカウント、デジタル戦略の遅れ……。前の経営体制の時代から課題だった3つの壁を乗り越えられるか。コロナ禍で消費も大きく変わるなか、正念場を迎えている。
もっと客の近くへ
全国津々浦々に約2万1千の店舗網を張り巡らせ...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り2809文字