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AGC、戦略事業に3年間2000億円 半導体材料や医薬品

AGCは5日、2023年12月期までの3年間の中期経営計画を発表した。半導体向け材料や医薬品の受託製造などの戦略事業に2000億円を投じる一方、採算が低い建築や自動車向けガラスはコストを削減。全社の連結営業利益を20年12月期の2.1倍の1600億円に、自己資本利益率(ROE)は8%(20年12月期は2.9%)に高める計画だ。

新中計の投資額は6000億円と前回中計と比べ1割減らすものの、戦略事業への投資額は19%増やす。「EUV(極端紫外線)」と呼ぶ最先端の製造技術向け材料や医薬関連、車載用ディスプレーなどに力を入れる。

コア事業と呼ぶ領域では、収益性が低い建築や自動車向けなどガラス3事業への投資額を2000億円と4割減らす。建築と自動車向けは固定費150億円の削減など構造改革を急ぐ。国内外の建築用ガラスでは業界再編も視野に入れた構造改革を進めるためのプロジェクトを発足した。

同日会見した平井良典社長は「コア事業と戦略事業を両輪とする『両利きの経営』を追求し、事業内容の転換を加速する」と語った。次の戦略事業では「エネルギー関連の領域に注目している」(平井社長)という。燃料電池車向けの既存製品の販売拡大も目指す。

同日、21年12月期の連結純利益(国際会計基準)は前期比71%増の560億円を見込むと発表した。医薬品の受託製造や半導体向けの先端材料がけん引する。20年12月期の連結決算は、売上高が前の期比7%減の1兆4123億円、純利益は26%減の327億円だった。

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