/

神戸鋼、2期ぶり黒字転換 前期、復配も発表

神鋼の製鉄所は高水準での稼働が続いている(兵庫県加古川市の加古川製鉄所)

神戸製鋼所は5日、2021年3月期の連結最終損益が70億円の黒字(前の期は680億円の赤字)になったと発表した。従来予想はトントンだった。経費抑制に加え、鉄鋼アルミ事業で自動車の減産の影響が小さかったことや、円安により機械事業の収益が改善したことが寄与した。無配としていた期末配当は5円で復配する。

売上高は従来予想を100億円上回り、前の期比9%減の1兆7000億円、経常損益は100億円の赤字から60億円の黒字に上方修正した。各事業で収益環境が想定より好転した。鉄鋼アルミ事業では、半導体不足により自動車メーカーが減産となったことで鋼材などの販売縮小を見込んでいたが、計画より影響は小さかったことで40億円程度改善した。

神戸市などで発電所を展開する電力事業では、寒波などの影響で1月に起きた電力の需給逼迫が業績への追い風となった。電力需要の拡大に合わせ、石炭火力発電所などからの送電量を増やし、45億円程度の増益要因となったという。輸出が多い建設機械系は円安が進んだことで60億円の増益要因となった。

神戸鋼は20年3月期に続き、21年3月期も無配とする計画だった。上方修正に伴い、年間配当は5円と2期ぶりに復配する。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連企業・業界

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン