第一三共・東大、ウイルスでがん治療 国内承認申請
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第一三共は5日、遺伝子改変したウイルスを使ってがん細胞を攻撃する新薬候補について、国内で製造販売承認申請したと発表した。東京大学と共同開発しており、承認されれば国内初の「ウイルス療法製品」となる。第一三共はがん治療分野に注力しており、新たながん治療法として注目される製品を加えることで事業基盤の強化につなげる。
新薬候補「テセルパツレブ」は、口唇ヘルペスの原因となるウイルスを遺伝子改変した。対象疾患は脳腫瘍...
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