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NEC、数秒のサンプル映像から類似の映像検出

AIが映像から骨格の構造を推定する

NECは車椅子で走行する人やスポーツの動作などの数秒のサンプル映像を登録して、似た動きの映像を防犯カメラや映像資料から検出するシステムを開発した。AI(人工知能)が映像から人の骨格の動きをとらえることで、迅速に使えるようにした。商業施設で介助が必要な人の検出や、テレビ局での映像編集などで活用する。

実証実験を進め、映像編集会社や防犯カメラを設置している商業施設・駅などに向けて、2021年度中の発売を目指す。

AIが映像に映る人の関節の動きから頭や腕、脚の骨格を推定して姿勢を認識する。数秒の映像で特定の動作を覚える。

NECによると、従来の映像検出技術は映像に映る人の面積の大きさの変化などから、AIが特定の動作を覚えている。映像に映る人の大きさなどが違うサンプル動画が複数必要なため、処理するデータ量が増えて使えるまでに時間がかかる。

例えば映像内でボールを投げる人の動作をAIが認識できるようになるには、従来の技術では2~3日かかる。今回開発した技術は数秒の映像から骨格構造を推定するだけなので、数分でAIが動きを認識できる。

これまではAIに覚えさせた映像と実際の映像資料で、人の向きや大きさが違うと類似した行為を見つけ出すのが困難だった。本システムは向きが異なる動作でも、骨格をもとに似た行為を検出する。スポーツ映像の編集で、過去の映像資料から類似した動きを見つけ出すことにも活用できる。(結城立浩)

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