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3月の就活内定率、はや2割超 コロナ禍も高水準

(更新)
検温やアルコール消毒などの感染防止対策を講じ実施された企業の合同説明会(1日、千葉市美浜区の幕張メッセ)

就職情報大手のディスコ(東京・文京)は5日、2022年春に卒業予定の学生の内定率が3月1日時点で21.1%だったと発表した。前年同月を5.2ポイント上回った。3月1日時点で内定率が2割を超えたのは、現行の就活ルールになった17年卒以来初めて。インターンシップに参加した企業の内定が増え、優秀な人材獲得のために採用活動の前倒しが進んでいる。

内定を得た企業の内訳はインターンに参加した企業が74.7%で、前年同月の調査より5.4ポイント高かった。新型コロナウイルス禍でインターンのオンライン化が進み、ディスコの武井房子上席研究員は「学生はインターンに参加できるハードルが下がり、早い時期から多くの企業と接点を持つことができた」と分析している。

内定を得た学生のうち就活を継続しているのは83.3%で、就職先を決定して就活を終了した15.3%を大きく上回った。内定を得た後も多くの学生が本命の企業のために就活を続けているようだ。

一人あたりのエントリー社数の平均は23.3社で、前年同月調査比1.7社増加した。今後のエントリー社数の平均は10.7社で約1社増えた。ディスコによると21年卒までエントリー社数は減少傾向にあったものの、武井上席研究員は「新型コロナ禍で企業が採用数を絞ると危機感を持ち、自分の興味がある分野以外にも視野を広げて就活をする学生が多い」とする。

政府は採用広報を3月1日、選考活動を6月1日に解禁する就活ルールを定めている。就活解禁を迎えた気持ちを学生に聞くと「いよいよ本格的に始まった」が58.5%で、「すでに進行しているのでいまさらという感じ」も36.9%いた。

学生からは「第1志望の企業にエントリーシートを出し、ついに本番が始まる」(理系男子学生)や「既に就活をしており、自分も含めて周囲は疲れてしまっている」(文系女子学生)といった声があった。

調査は3月1日~4日に22年春卒業予定の大学生と大学院生を対象にネットで実施し、回答者数は1305人だった。

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